GIANT ESCAPE R3購入
以前新しい自転車が欲しいということを書いた。当時は初夏で職場の喫煙所近くの緑道がめちゃくちゃ気持ちよさそうだった。
「いいなあ、自転車でしゃーっと走りたいなあ。それならやっぱスポーツバイクだよなあ」なんて具合に妄想が膨らんでいたのをよく憶えている。
それからというもの「新しい自転車が欲しい!!」という欲求に心は半ば支配されていた。……しかしぼくは貧乏だ。先立つものがない……。
そんなこんなで夏を過ごし、季節は秋!!
とうとう念願のクロスバイクを買いました!!!!
やったぜ、ベイベー!ひゃっほう!
と昭和のセンスで喜びのダンスを踊ったとか踊らないとか。
妄想が膨らむに任せてネットなんかでいろいろ見て余計欲しくなったりなんかして。
それで9月に入って近場からちょっと遠くまでいくつかの自転車屋さんを回り、最終的に決めたのがクロスバイク入門機としてド定番のGIANT ESCAPE R3!!
ジャン。
実は2014年モデルの緑がきれいでいいなーと思ってたんだけど、2015年モデルから10周年ということもあって大幅なモデルチェンジがあり1㎏も軽量化されたらしいという話を聞きこちらに(実は最後までビアンキと悩んだ)。
カラーはネオンイエローもよかったけど定番の白にしました。
いやあ、いいですね!これ。
今までがミニチャリだったからかグングン進む。ちょっと手首が痛いけどそれは自分の乗り方やポジショニングが悪いからだろう。
自力で風を切って進むのってすごく気持ちいい。入門レベルのクロスでこれなんだからロードは……(ごくり)。
自転車楽しいですよ。
羽×思い出=かなしみ
昨夜、YouTubeで唄人羽(うたいびとはね)の動画をしこたま観た。
中学三年の頃、同じ下宿にいた福岡出身の高校生に教えてもらって出会ったストリート出身の二人組。
彼らの曲はまったく難しいことを言わない。だから洋楽好きだった思春期のぼくの心にも届いた。以前書くのを忘れてたけど彼らにもかなりハマったんだ。
それでストリートライブでも彼らの曲をカヴァーした。
『小さな星の小さな旅人』とか『花サク』とかとか。〈音遊記〉ぐらいまでのアルバムの曲はほとんど一回は路上でやったんじゃないかと思う。
ぼくらがやってた田舎ではライバル自体が少なかったんだけど、その数少ないライバルはゆずのカヴァーが多かった。もしくはお金を稼ぐことを目的に古いフォークソングをやる人もいた。
そんな中で〈はね〉をやることは単純に「俺らは他と違うぜ」っていうのもあって楽しかったんだけど、やっぱりパッと食いつく人はゆずやフォークソングの曲をやってる人たちのところが多かった。
だから僕らは自分たちのオリジナル曲と同等かそれ以上に「届けよう」と思って〈はね〉の曲を演奏した。
中には「いいね」って言ってくれる人もいて、自分たちの曲でもないのにすごく嬉しかったことをよく憶えている。
なんだったっけ、そう、動画を観ながら当時のことを思い出したんだ。
ぼくらコンビの最期はクソみたいな最期だったけれど、思い出というものは時間が経つにつれバカみたいに美化されて輝いてしまう。なんだかかなしい。
網に絡まる
このブログをはじめ、もう一つのブログ(読書感想用でここより更新頻度が低い)やTwitter、Facebook(今はもうほとんど開くことすらない)、tumblrとやってますが、おそらく全然使いこなせてない。
たぶん現状よりも有用な使い方ってけっこうあるはずなんだけど、なかなか捗らない。
Twitterに関しては出版関係や本好きさん、興味のある人やものとある程度つながれているので満足なんだけど他がなあ。だめだめだ。
あ、Facebookほとんど開かないって書いたけどメッセンジャーはたまに使うな。あれけっこう便利ですよね。LINEは一応落としてるけどあんまり好きじゃない。
tumblrは気に入った写真やらの置場や収集所と化してる。instagramなんか画像加工用みたいになってるしな。いかん。
こういうSNSだけじゃなくネットを上手に使いこなしてる人って凄いなあって単純に尊敬する。これはまだガラケー全盛の頃十年ちょい前から思ってる。
当時バンドのために魔法のiランドっていう簡単に携帯でHPを作れるやつで自分たちのサイトを作ったりしてたんだけど、活動を続けるうちにいろんな人と知り合ってその人たちのサイトとリンクしあったりする。そうすると仲のいいバンドのサイトなんかによく遊びに行くようになって自分たちのサイトとの差に落ち込んだりした。
やっぱり上手い人たちのサイトは賑わってるんですよ。音楽がそこまでよくなくても。これが悔しかった。
当時はいろいろ研究したなあ。でも結局身内ばかりになっちゃったりして。
なんの話だ。
ようはスマートフォンの普及に合わせて、当時と比べて便利なサイトやサービスが爆発的に増えましたがいまいち使いこなせてないっていう話です。
ときどきスイッチが入って頑張るんだけどなかなかやる気が続かないんだよなあ。
終戦の日
こんにちは。今日は終戦の日ですね。
日本武道館をはじめ全国各地で戦没者の慰霊式典が執り行われているのでしょう。ここでも多くの戦没者の方々へ哀悼の意を表します。どうか安らかに。
そういえば、ぼくが小中学生の頃は夏休みの登校日に平和学習というのをやって、夏休み明け(だったはず)にいくつかのグループに分かれて戦争についての意見発表会みたいなものがありました。今もあるのかな?
まあ子供がやることなので、図書館や先生が作った資料を基に「悲惨な戦争は二度とやってはいけないと思いました」みたいなのが大半なのですが、資料を調べているうちに泣き出す女の子とかがいたのを覚えています。
彼女たちが泣いたのは、おそらく当時の同年代の子供たちが疎開したりひもじい思いをしたという話に悲しくなって泣いたのだと思うのですが、当時のぼくは正直その姿を疑問に思っていました。
それは平和教育というものに子供ながら疑問を持っていたからだと思います。
小学校で教えられたことのほとんどが「日本が悪いことをしたんだよ」というものでした。原爆の被害の大きさやその悲惨さ、日本軍の悪事(といわれていること)はやるのに、なぜ原爆が落とされたかや、日本軍の被害については、あまりやった記憶がありません。子供ながらそれに違和感を感じていたのだと思います。
もちろん戦争は悲惨で、それ自体愚かで醜い行為ですが、その原因などもやらないと真に理解することは難しいと思うんですよね。自ら戦地へ向かった人の話などもするべきなのかと思います。まあ国としても戦争の総括なんてほとんどやってないようなこの国じゃ難しいのかもしれませんが。
人類の歴史上、外交というのは武力を背景に行われてきました。日本の歴史でも幕末や戦後のことを考えればわかりやすいかもしれません。全世界の国が一斉に武装を解除して(各種の武器も処分して)軍隊を解散することができればいいのですが現実にそんなことは不可能です。必ず抜け駆けして覇権を握ろうとする輩がいるでしょうし。
我が国は69年間米国に守られ、それすら忘れて享受してきましたが、平和というのは難しいことですね。それ故に尊いのでしょう。個人的には自国の平和を自国で守れるようになった方がいいと思います。
お盆
もうお盆ですね。帰省したりされたりで忙しい人も多いんでしょうね。田舎でのんびりなんて素敵な時間もあったり。盆踊り踊っちゃったりなんかして。好きなんだよなあ、あの雰囲気。
でも子供の頃は怖かった。やぐらのところに亡くなった人たちの写真が置かれてて、その写真が怖かったんです。
近くに亡くなった人の写真はまだいいんだけど、なかには軍服の写真とかあってね。当然白黒なんだけど、目だけが異様に光ってるように見えてそれが怖かった。今はそんなこともないんですけどね。
普段ロックやブルーズ、ジャズなんか聴いてるくせにやっぱり子供の頃から聴いてる盆踊りのリズムというのは体に染みついてるもんですね。
若い衆の「そうりゃ!」「よいさ!」なんて威勢のいい声を聴いてると気持ちがいいですし、浴衣姿の女性のしなやかな所作にはうっとりします。太鼓の腹に響く音も心地いいもんです。歌うおっちゃんがたまに下手だったりすると笑っちゃいますけどね。
ああ、かき氷食べたくなってきた。花火もしたい。